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紅生姜1kgを買っても、よく食べる時と、そうではない時があって、
3ヶ月くらい経っても、500gほど余っていました。何とかしようと佃煮することに。
紅生姜は安物だけあって、漬け汁に少し癖があるため、酢と梅干と砂糖で、
漬け直しています。そのため味が確り染み込んで、より美味しくなっています。

鍋に紅生姜と酒2、みりん2、ザラメ2、醤油1を入れて、30分ほど弱火で煮詰めました。
よーく冷ましてから、食べてみたところ、普通の紅生姜とほとんど変わらない。
あれ? こくや旨みが無い。まだ尖っている。甘みも佃煮にしては弱い。作り直しだ。

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翌日にザラメを多めにし、隠し味にうどんスープの素を入れ、弱火で15分ほど煮詰めた。
よーく冷ましてから、食べたら佃煮の匂いや甘さはある。しかし単純に甘い紅生姜だ。
しかも、尖った味は残っているのに、ふにゃっとした食感が、何とも変な感じがする。
別にまずくは無いんです。でも一緒に食べるのに、合うものが見つからないです…。

マテガイハマグリ・アサリと煮詰めたときは、本当に美味しかったのに。なぜだ。
よく見ると色が違う。二枚貝の紅生姜煮は、佃煮色なのに、これにはまだ紅が残っている。
原因は煮汁と紅生姜の割合に関係ありそうです。ちょっとだけ紅生姜を加えると、
酒みりん砂糖そして二枚貝、これらの煮汁に影響されやすく、美味しくなる。
しかし、紅生姜だけだと、二枚貝の煮汁が無いのと、紅生姜から出る漬け汁が、
割合的にかなり高くて、茹でた紅生姜に近い感じに、なってしまったのだろう。

大鍋に大量の酒みりん砂糖を入れて、煮直せば良いものが出来そうだけど不経済…。
二枚貝を捕ったときに、これをまた使おうと思います。今日あたり捕りに行くかな。
本当は失敗した紅生姜の佃煮ではなく、ヌマエビ属の話を書こうと思っていたのですが、
まだ不十分なところがあるため、次の記事に書ければいいなぁ、と思っています。

コメント一覧

maiky - 2013/01/29 (火) 21:28 edit

こんばんは。
残念でしたね。確かに年末に頂いたハマグリ煮は見事な味でした。
今日空いた時間にチラッと採りに言った川をのぞいたら
デカい穴がいっぱいあいてました。もぐらかな?(笑。

西村 メール - 2013/01/29 (火) 22:44 edit

maikyさん。コメントありがとうございます。
あの場所サンドポンプでやられちゃいましたかね。デカい穴だとヒト種もぐら型かな。
日曜に行きました。年末の味を再現しようと思ったのですが、砂が怖いので1種類ずつ。