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2月下旬に右腰の肉離れをしてから、ぜんぜ~んよくならず、干潟なんてまず無理でした。
ここ2週間くらい僅かに、回復の兆しがあり、電気が走るような痛みが減って、
じんわり痛みに変わりました。日曜に4割くらい治ったかな、という気がしたので、
無理して汽水域の干潟へ行くことにしました。ちなみに医者には全治3週間と言われました。
3ヶ月余り経っても治っていません。更に医者が嫌いになりました。やぶいだけかな。
写真を見ての通り、危険な軟泥干潟です。リハビリには最適な場所です(苦笑)。

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干潟の手前にあった転石。タテジマフジツボ、アメリカフジツボ、コウロエンカワヒバリ。
全て外来種です。ここも病んでるわ。シロスジフジツボも写っているかもしれないけど…。

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底引きするとこんな感じ。ヤマトシジミ、ソトオリガイ、マハゼ、マサゴハゼ、ヒメハゼ、
エビジャコ類、ヒゲツノメリタヨコエビ、ニホンドロソコエビ、ムロミスナウミナナフシ。
大量にいたニホンドロクダムシもたぶんどこかに写っていると思うけど…。

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軟泥域にはまって、足が抜けず、20m近く赤ちゃんみたいに、はいはいして、
何とか立てる硬さのところまで辿り着き、ぜえぜえ、5分くらい動けなかったです。
軟泥の怖さを改めて実感。この短時間で腰は5日分くらい回復が遅れたと思います…。

写真はエビジャコ類、ヒゲツノメリタヨコエビ、ニホンドロソコエビ、
ニホンドロクダムシ、巻貝はたぶんカワグチツボだと思います。
目的はサザナミツボ、アベハゼ、イガイダマシ、オサガニでしたが、全て捕れず(笑)。

その代わりなのか、スジハゼA種(スジハゼAは誤りです)が捕れました(やったー)。
この干潟に深く関わっている、Uさんに報告したところ、この干潟では初記録のようです。
魚屋としては、私が干潟に入ったから、これが捕れたんやぞと、得意げになりました。
たぶん運だけど…。スジハゼA種をUさんに渡して無事終了。汽水域はやっぱり楽しい。

どうでも良いですが、2008年6月5日にこのブログは開設しました。今日で4周年でした。

コメント一覧

りゅうこ - 2012/06/06 (水) 11:18 edit

四周年おめでとうございます。
腰の具合はいかがですか。
お大事になさってください。

西村 メール - 2012/06/06 (水) 23:36 edit

りゅうこさん。コメントありがとうございます。
汽水ネタを中心にしようと思っていただけに、4年も続くと思わなかったですが、
りゅうこさんのようにコメントを下さる方に、やる気を頂いて、ここまでやれました。
腰の具合はダメです(苦笑)。昨日まで回復傾向だったのですが、寝相が悪かったかも…。
カニの新ネタはありませんが、日曜にマメコブシは撮れたので、次はその記事にします。

white-wings - 2012/06/06 (水) 23:56 edit

四周年おめでとうございます。
実は、設立当初にちょっとROMっていた事もありました。

アベハゼは飼育用ですか?
なんだかんだいって、アベハゼが一番愛嬌があって、その上長生きする気がします。
我が家では何度も繁殖してくれています。

この写真にもあるマサゴハゼ、あれは年魚?

西村 メール - 2012/06/07 (木) 00:35 edit

white-wingsさん。コメントありがとうございます。
虫の同定ではお世話になりっぱなしで、お陰で随分と未同定が減りました(感謝)。
アベハゼは飼育用です。1個体だけ水槽に何年もいるので、ちょっと増やそうかなと。
この干潟で捕れるポイントも知っていたのですが、腰が痛くて捕るの忘れていました…。
繁殖は一度も無いです。飼われている方からは、高確率で聞くのですが、なぜだろう。
マサゴハゼが年魚かどうかは知りませんが、成育状況によって変わると思われるため、
マハゼと同じように1~2年あたりではないでしょうか。飼育下ではよりのびるかなと。