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ファイル 361-1.jpg

愛知県の汽水域で採集したフトヘナタリです。
死殻かと思って引っくり返したら生きていました。かなりの老成個体だと思います。

ファイル 361-2.jpg
これ色も形も違うように見えますが、全てフトヘナタリだと思います。
更に同所にはヘナタリ、カワアイ、ウミニナ、ホソウミニナなど、
同様によく似た巻貝が、多様に見つかるので、私は混乱するばかり。


追記 2010年4月27日
k先生によると写真2枚目の左2個体は、ヘナタリだと教えて頂きました(感謝)。

コメント一覧

ryu-oumi - 2010/02/04 (木) 08:23 edit

海水巻貝は、種類が多過ぎて勉強中です。
下の画像の左から2番目と4番目をみたら
別種かな?とか疑いそうです。
でもこの手の巻貝は
ヤドカリの家としか認識してませんので
『あんだ、中身入っているのか~』
扱いかも知れませんが・・・

西村 メール - 2010/02/06 (土) 19:41 edit

ryu-oumiさん。コメントありがとうございます。
フトヘナタリは汽水域に生息する汽水性巻貝です(爆)。フトヘナタリで検索して下さい。
私は海水域や淡水域で捕ったことはなく、フトヘナタリは汽水域だけで確認しています。
よく似たウミニナという種類もいますが、これもウミではなくキスイにいます。
本来であればキスイニナにするべきだと思うんですけどね。
こうした塩分区分は淡水と海水の二分ではなく、淡水と汽水と海水の三分が適当です。
しかし、汽水域への理解はなかなか広まらず、ちょっと無力感があります…。はぁ~ぁ。
フトヘナタリの死殻に入るヤドカリ類は、まずユビナガホンヤドカリだと思います。

らら メール - 2020/03/09 (月) 23:33 edit

この貝どこで購入できますか?。

西村 メール - 2020/03/10 (火) 19:45 edit

ららさん。コメントありがとうございます。
フトヘナタリの生体を売っているのは見たことがありません。
貝殻をコレクターの方が、オークションなどに出品されているかもしれませんが、
あまり価値のある貝殻ではないため、ほとんど売られていないと思います。
干潟へ捕りに行かれてはどうでしょうか。