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愛知県の道端で撮影したコナガです。
名前が短くて良い。そろそろ去年のネタも尽きるので、新規の虫蜘蛛撮影しようかなぁ。

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滋賀県の公園のトイレで撮影したシモングモです。
どこにでもいるクモなので、既出かと思っていました。

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岐阜県で2023年9月16日に撮影したアカテガニです。
Mさんに岐阜県にアカテガニの記録が無いと伺った、その数時間後に見つけました。
このネタは撮影した翌日にX(当時Twitter)にポスト(当時ツイート)していますが、
あえて岐阜県とは記さず、Mさんにだけ報告しました。後日にMさんが現地へ行って、
アカテガニであることを確認してもらいました。岐阜県初記録ということになりそうです。

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手水舎に集まっていました。ベンケイガニも少し離れたところで見られます。
このネタは秘匿ではないですが、当ブログのベンケイガニを、アカテガニという指摘を受け、
大人気無くむきになって、岐阜県産の存在を書いてしまったので、折角なので記事にしました。

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アカテガニという指摘を受けた写真です。ベンケイガニの特徴でもある、
甲の切れ込み(眼窩外歯の後方には1つの明瞭な前側縁歯)があります。

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アカテガニです。甲の切れ込みはないです。他にも色々違いますが割愛します。
私もかつては河口域にたくさんいる、クロベンケイガニと一緒にいる赤色のは、
みんなアカテガニだと思っていたので、あまり強くは言えないのですけどね。
アカテガニで画像検索すると、ベンケイガニがぽつぽつヒットします。通る道です。
両種は一見似ていますが、近縁種とかではなく別属で、他人の空似のようです。

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2024年3月30-31日は琵琶湖でカワニナ採集しました。
1箇所目、一部初めての場所、ドライスーツ、22:14~23:06(52分間)、1370m遊泳。
前回の紫外線照射がもやっとしたまま終わったので、今回は採集してから行いました。
赤紫色は付着藻類だと思います。緑色に光るのが気になるところです。

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肋の頂上が全て緑色に光るかと言えばそうではないです。

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2箇所目、一部初めての場所、ドライスーツ、00:21~01:10(49分間)、933m遊泳。
肋に関わらず体層が緑色に光っている個体もいます。この違いは何なのでしょうか。
茹でてから紫外線照射をしましたが、ほとんどの個体で蓋の外側と足が緑色に光りました。
軟体部は種類や個体による差は少ないと思われました。生時の殻は何かあるかも。

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1箇所目の胎殻です。種の要素を星で表しました。①はクロで良いと思います。
②はクロの中にトキタマ要素が少しあって、場所が違えばタテジワとするかもしれない。
③は余呉湖のクロぽい感じで、イボとヤマトの要素も少しある感じです。
④はクロの有肋型みたいな感じ。⑤はイボっぽいけど胎殻2つだけにヤマト系の暗色帯。
⑥はイボでいいかなと思わせておいて、親殻と胎殻の両方でコセイぽさも僅かにある。
琵琶湖のカワニナ属はみんなこんな感じです。これをどう同定したらいいんですかぁ。

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岐阜県の川で採集したタガメ種群です。
確か小学4年生の時、父、私、同級生の友人と兄の4人で、車に乗せてもらい、
魚や水生昆虫など捕りに、名古屋市中村区?の田んぼ近くの水路へ行き、
同級生の友人がタガメ1個体を捕り、滅茶苦茶に自慢されて、悔しかった記憶があります。
ただ、本当にタガメだったかは不確かで、今は中村区に田んぼは無いと思います。
確か小学5年生の頃、祖父にデパートの屋上で、1匹3000円で買ってもらって、
短期間ながら飼育した記憶があります。普通の子供と同じくらい好きな生き物でした。

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だんだん興味関心が日淡だけへ偏り、いつの間にか水生昆虫は卒業していました。
何十年も毎週末のように水辺へ入っていますが、なぜかタガメには出逢いませんでした。
山(丘陵地・台地)が長く苦手で、平野で採集していたので、確率が低かったのかもしれません。
それが2022年12月30日に写真の個体が捕れました。昔であれば行かない山でした。
初めて捕ったという感動はあったものの、子供の頃ほど心躍る感じはなかったです。

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撮影後に逃がしました。冬眠していた個体でしょうね。タガメは遺伝的2系統が知られ、
日本にはどちらも生息し、分布から生殖隔離があって、別種関係にあると思われます。
分類学な再検討はされておらず、両種の形態差異もまだ分かっていないようです。
Kirkaldyia deyrolli をタガメとした場合、もう片方は学名や和名は不明です。
写真の個体が本当にタガメなのか、もう一方の種かは、現状で同定することは難しいです。
そのためここでは「タガメ種群」としました。2種のうちのどっちかという意味です。

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