素潜りで捕る





はじめに

当ページは琵琶湖などの湖沼、下流域から河口域での、素潜り(スキンダイビング)採集について記しています。 上中流域の素潜りは危険度が高いため想定していません。胴長で入るには水深が深い、釣りをするのは面倒だ、簡単に近付ける場所ではない。 そんな際は素潜りで捕るしかありません。素潜り採集で最大の魅力は、魚の自然な様子を観察でき、捕れなくても楽しいことです。


装備

軽装

31302928272625 24232221201918
大丈夫我慢
7月下旬〜9月中旬。
約12,200円+税
中装

25242322212019 18171615141312
大丈夫我慢
5月下旬〜7月中旬、9月下旬〜10月中旬。
約32,800円+税
重装

19181716151413 121110 9 8 7 6
大丈夫我慢
4月下旬〜5月中旬、10月下旬〜12月上旬。
約41,400円+税
種類 価格帯(写真)+税 解説
海パン 1,000〜5,000円(約2,000円?)軽中重海水パンツ(水着)です。中・重装は普通のパンツ(下着)でも良い。
シュノーケル+マスク 2,500〜5,000円(約4,000円)軽中重排水弁のあるものが良い。新品は洗剤で良く洗うと曇り難い。
フィン(短) 1,500〜3,000円(約3,000円)軽中重ストラップ固定のノンフロート型が良い。
マリンシューズ 700〜3,000円(約900円)底の薄いスニーカーでも構いません。
革手袋(作業用) 300〜1,000円(約600円)軽中手首をマジックテープなどで固定する物。
ラッシュガード 1,000〜5,000円(約1,700円)軽中中装のインナーは重装と同じ長袖Tシャツでも良い。
ウエットスーツ(5mm) 1〜3万円(約12,400円、約13,300円)中重市販のワンピース型。ツーピース型(7mm)が最も保温性が高い様だが高額。
ウエイト(1kg) 1000〜1,500円(約1,000円)中重体重・装備・塩分で異なるが、中装で3〜5kg、重装で5〜8kgが目安。
ベルト 100〜800円(0円)中重ダイビング用のベルト。写真は胴長のベルト。百均でも同様な物が買える。
バックル 100〜8,000円(0円)中重ダイビング用のバックル。写真は胴長のバックル。百均でも同様な物が買える。
ブーツ(ダイビング用) 3,000〜8,000円(約5,400円)中重足首まで隠れるクロロプレンゴム製の物。ウエットスーツの上に被せる。
ソックス(短) 700〜3,000円(約700円)足首まで隠れるクロロプレンゴム製の物。ブーツを直履きでも良い。
ソックス(長) 800〜3,000円(約800円)すねまで隠れるクロロプレンゴム製の物。ウエットスーツの中に入れる。
長袖Tシャツ 5,000〜2,000円(約1,500円)普通の長袖カットソー。インナーにして、潜る度に着替えると、冷たくない。
グローブ(ダイビング用) 2,000〜5,000円(約3,300円)クロロプレンゴム製の物。ウエットスーツの上に被せる。
フード(ダイビング用) 1,800〜9,000円(約2,100円)首が隠れるクロロプレンゴム製の物。フードベスト(やや高価)だとより暖かい。
濡れた体を拭くバスタオルなどは必要です。また、濡れた足を拭いて靴を履く際に、ベランダサンダルがあると便利です。 上記の水温は夜や曇りなどで日照が無く、30分間ほど素潜りする場合の目安です。 強い日差しがある場合は、同じ水温でも暖かく感じ、大丈夫レベルの下限が我慢レベルまで広がります。 軽装(水温26℃以上)、中装(水温20℃以上)、重装(水温14℃以上)の順に暖かい格好ですが、同順に動き辛くなります。 だいたい水温16℃以下で、手首と足首の保温対策を怠ると、痺れて動かせなくなり、沈み始めて命の危機になります。 少し凍える程度でも、水中に長時間いると、低体温症の危険性があります。 重装(写真と同じ格好)は水温4.9℃で、10分間は大丈夫でしたが、長時間は危険です。 ドライスーツでの素潜りは、スーツの締め付けや浮力減少などで、危険とされています。 また、潜水器(簡易潜水器も含む)を使っての採集は、禁止されている都道府県がほとんどです。

●シュノーケルとマスク

シュノーケルは排水弁付きの方が、肺活量が少なく済んで楽です。 逆止弁付きは水の侵入はなく、開閉弁は水が浸入し難いですが、潜水中もパイプ内に空気が残るため、浮力が強くて潜り難いです。 また、ブクブクと音がうるさく、魚に気付かれ易く、採集には不向きです。 パイプは丸く太いほど、抵抗が強くなるため、流線型の物が良いです。 波渋き除け+流線型+排水弁が採集には適しています。 マスクは排水弁付きの方が、侵入した水や寒くて出る鼻水を、鼻息で排出可能なため便利です。 但し、排水弁のない方と違って素材が硬く、鼻を摘まんでの耳抜きが出来ないため、 水深4m以上潜行する場合は、鼻を摘ままなくても耳抜き出来る技術が必要です。 水面を移動するときは、シュノーケルが水上に出ます。 それが目立たない暗色だと、船などに気付かれないため危険です。 シュノーケルは夜でも目立つ明色が良いです。 コンタクトレンズをされない視力の低い方は、マスクと眼鏡は一緒に装着できないため、 度付きマスク(8,000〜40,000円)や吸盤タイプ度付きレンズ(2枚で約2500円)も便利です。

●フィン

海のスクーバダイビングでゆったり泳ぐ場合は、フィン(足ひれ)は長いフルフット型(素足で履く)が普通ですが、 淡水は海水と違って浮力が弱く、水深5m前後だと浮上への力が3倍ほどに感じます。 その場合にロングフィン(長いブレード)は小回りが利かず、水面へ上がる際に遅れがちです。 写真左から4番目は浮上が遅そくなり、酸素欠乏症の寸前で死にかけました。 また、フルフット型は脱ぐと素足なため、岸を歩くことが出来ず、魚をバケツなどへ入れに行けません。 他に水へ浮くフロート型は、水面を叩くように泳ぐため、その音で魚に気付かれ易いです。 ノンフロート型は水中で静かに動かせ、長距離の移動も楽です。 まとめると魚捕りでのフィンは、ショートフィン・ストラップ・ノンフロート型が良く、逆にロングフィン・フルフット・フロート型は危険です。 私は写真左端を愛用しています。 一晩に約5.72kmを泳ぎましたが、他のフィンであれば足首が痛み、疲労で難しいと思います。 潮汐の影響がある下流域から河口域は、川の流れと引き潮が重なると、流れが非常に速くなります。 満ち潮でも瓶の首のように狭まる場所は、自転車くらいの速度で流され、逆らって泳ぐことはほぼ不可能です。 予め潮の動きが弱い時間帯(干潮後の1〜2時間など)を、調べておく必要があります。

●手袋

怪我防止のために手袋をします。 安価な軍手でも構いませんが、革手袋(作業用)の方が水切れが良く、手首がマジックテープで固定されているため、 やすの先端や障害物などに触れた時、捲れ難くて安全性が高いです。 低水温で手首が動かなくなったら、危険ですからすぐに水から上がって下さい。 この症状を防ぐにはグローブ(ダイビング用)が必要です。 クロロプレンゴムは分厚いほど、防寒性は高くなりますが、細かい作業がし辛くなります。

●網袋
 
魚を捕った際に、岸に置いたバケツへ戻るのは面倒で、長く泳いで移動すると、逃げられる恐れも高まります。 そこで一時的に魚を入れる網袋が便利です。洗濯ネットが安価(百均)で使い易いです。 様々な種類や大きさがありますが、その中でも角型は魚を入れる際に逃げられ難いです。 また、網目が粗い方が、泳ぐ際に水切れが良く、魚の粘液が付着し難くて良いです。 ファスナーカバーは完全に閉めることが難しく、魚が頭を捻じ込んで、逃げられる恐れがあるため、ハサミで切っておきます。 ジョイントホルダー、パセットバンド、短い紐などで、腰付近(ベルトや海パンの紐)に括ります。紐が長いと足や障害物などに絡まって危険です。 捕った魚は水中で入れようとすると、逃げられることが多いため、近くの岸まで移動して入れると良いです。

●水中ライト

夜間の採集に必須なのが水中ライトです。価格帯は900〜80,000円と幅が広くて種類も様々です。 耐圧水深10m以上で、手首に巻けるストラップ付き、照射角が中程度から狭く、明るくなり過ぎないものが良いです。 照射角が広く、光量が強いと、魚に気が付かれて、逃げられてしまいます。 また、水中ヘッドライトは、手に持つ必要が無くて便利ですが、不用意に魚を照らし過ぎる恐れもあり、一長一短があります。 写真左が愛用している水中ライト(880円+税)です。ストラップ部分にホイッスルも付き、緊急時になれば人に知らせることも出来ます。 これを左手(右利きの場合)にストラップを巻いて使います。電池は水中で切れないよう、未使用かそれに近い物や、充電池をフル充電にして使います。

●ウェアラブルカメラ

たも網と防水デジカメを手に持つと、捕るときは防水デジカメが、撮るときはたも網が邪魔になり、両立はほぼ不可能でした。 ウェアラブルカメラは捕ると撮るが同時に出来て便利です。また、目撃した魚の種類や大きさを、同行者に言葉だけで伝えると、 「逃がした魚は大きい」と思われがちで、蓋然性が低かったです。そうした場合に撮った動画を、 すぐに液晶モニターで見てもらうことが出来て、状況の共有や証拠としても役立ちます。潜るときに邪魔だと感じることはありません。 当ページの動画は全てウェアラブルカメラ(GC-XA2)で撮りました。 写真は本体15,009円+SDカード(16G)3,601円+ゴーグルマウント930円+消費税1562円=21,104円で購入(新品の値切り価格)。 通常の価格帯はフルセットで0.5〜6万円が主流です。 素潜りの最中に大きな魚を見たなど、何か出来事があったら、撮影を一旦停止して保存し、再び開始します。 そうすると一番最後がその場面なため、動画を全て確認しなくても、素早く同行者に見てもらえます。


13℃以下(12月中旬〜4月中旬)

No.日時時間場所塩分水温気温水+気濁度天気風速素潜り人寒さ度
12014年12月31日23:58
   〜2015年01月01日00:03 (夜)
5分琵琶湖A1‰未満10.5℃2℃12.5℃良く澄む霙・雪5〜10m要芽、ガヤ、
西村
■■■3
22015年01月25日02:32〜02:45 (夜)13分三重県河口域A5〜10‰8.3℃4℃12.3℃ささ濁り晴れ1〜2m西村■■■■■5
32015年01月28日21:07〜21:17 (夜)10分三重県河口域B5〜10‰4.9℃1℃5.9℃カフェオレ晴れ4〜6m要芽、西村■■■■4
42015年02月08日03:13〜03:33 (夜)20分琵琶湖B1‰未満7.8℃3℃10.8℃ささ濁り曇り0〜1mガヤ、西村■■2
52015年02月15日05:02〜05:18 (夜)16分三重県河口域C10〜15‰9.8℃4℃13.8℃ささ濁り曇り1〜3m要芽、西村■■2
62015年02月21日08:48〜09:07 (昼)19分琵琶湖C1‰未満6.6℃0℃6.6℃澄む晴れ0〜1m西村0
72015年02月28日23:56〜03月01日00:07 (夜)11分琵琶湖D1‰未満8.3℃2℃10.3℃ささ濁り曇り0〜1m要芽、西村■■■■■5
82015年03月01日04:35〜05:01 (夜)26分琵琶湖E1‰未満7.8℃4℃13.8℃良く澄む0〜1m要芽、西村■1
92015年03月06日23:43〜03月07日00:11 (夜)28分琵琶湖F1‰未満6.3℃2℃8.3℃澄む曇り1〜2m西村■■■3
102015年03月07日03:00〜03:43 (夜)43分琵琶湖G1‰未満8.0℃1℃9.0℃良く澄む曇り0〜1m西村■■2
112015年03月22日00:56〜01:57 (夜)61分琵琶湖H1‰未満11.0℃10℃21.0℃やや濁る晴れ0〜1mガヤ、Y、西村■■■3
122015年03月22日04:47〜05:08 (夜)21分琵琶湖I1‰未満9.8℃7℃16.8℃澄む晴れ0〜1mガヤ、Y、西村■■■3
132015年03月28日19:49〜20:51 (夜)62分愛知県河口域A1〜3‰*13.5℃13℃26.5℃ささ濁り曇り0〜1mmaiky、西村、
オイカワムツ
■■■3
142015年04月19日01:05〜02:14 (夜)69分琵琶湖J1‰未満11.5℃8℃19.5℃やや濁る曇り0〜1m西村■■2
寒さ度 0:余裕だね 1:問題なし 2:少し来る 3:何とか我慢 4:きつい 5:危ない 6:死ぬぅ 7:落命の危機
*潮が満ちて水が被った水面近くで計測。昼間に温まった地面の影響があり、中層の水温は10〜11℃です。
重装は水温14℃以上での使用を推奨しますが、13℃以下で14回素潜りした結果が上表です。 寒さ度5はウエットスーツとフードの隙間に、新鮮な冷水が出入りし、胸と背中が痺れました。 隙間がうまく閉じるように着られると、30分は潜っていられると思います。 インナーはNo.1〜7がラッシュガード、No.9が発熱インナー、No.8とNo.10〜14が長袖Tシャツです。 暖かさだけを優先すると、水を吸って膨れて隙間を埋める、長袖Tシャツが最も良いです。 水面に浮いて何もせず休憩すると寒くなります。泳ぎ続けることで、血の巡りが促進されて温まります。 No.14は約1.59kmをほとんど止まらず泳ぎ、69分間も素潜り出来ました。 水から上がったら、ウエットスーツを上半身だけ脱ぎ、水分を拭き取って上着を着用し、 その後で下半身と着替えることで、全て脱ぐよりも随分と寒さが抑えられます。 重装は隙間問題を解決し、運動を続ければ、氷点下以外は年中潜れると思います。


生かして捕る

写真左の人が持つ網袋には、素潜りして手掴みで捕ったニゴイ類、その右のバケツにはカニとりくんで捕ったヒガイ(ビワヒガイ型)が入っています。 写真右はたも網で捕ったイワトコナマズです。汽水域ではカキ殻に逃げ込んだホシハゼを、カキ殻ごと手掴みして捕ったこともあります。 要芽さんは素潜りでビワコオオナマズを探し、ルアーを口へ持って行って釣りました。 狙う魚によって採集方法は様々です。

●手掴み

昼行性の魚は夜に寝ているため、割と簡単に手掴みで捕れます。底にいる魚には手をゆっくり被せて捕ります(ツチフキ動画参照)。 石の隙間などにいる魚は、たも網で捕ることが難しく、手掴みの方が捕りやすいこともあります。 石をゆっくり動かし、手が入る隙間が出来たら、石に寄り添う魚に、ゆっくり手を被せて捕ります(シロヒレタビラ動画参照)。

●たも網
名称 カニとりくん 丸だも(粗目) 丸だも(細目) 水谷だも ラバーネット
対象魚 中・大 小・中・大 小・中・大 小・中・大・特大
水抵抗
俊敏性 ×

たも網は持ちながら泳ぐと、細目や大きな網ほど、水抵抗が強くなって疲れますし、俊敏性が悪くなって、魚に逃げられ易くなります。 小魚は大きい網で地引網のように掬うか、小さな網を1匹ずつ被せて捕ります。中・大・特大魚は大きめの網を1匹ずつ被せて捕ります。 掬うと水面へ上がるまでに、魚の方が泳ぎが早く、逃げられることがあります。 昼間に中層を泳ぐ魚は、素早くて捕ることは難しいです。 そうした魚も夜間には、底付近で寝ているため、たも網を上から被せ、逆の手で網口を絞り、水面へ浮上して捕ります。 たも網は奥が深い方が逃げられ難いですが、水中で絡んで扱い難くなります。

●スカリ
 
大きな洗濯ネット円柱型は、網袋に溜まった魚を、一時的に入れるスカリとして使えます。 市販のスカリ・魚籠・胴丸籠よりも、小さく仕舞えます。ニホンウナギやナマズの粘液で汚れても、安価(百均)なため気になりません。 幅52cmですが全長80cmくらいまでの魚は入ります。 骨組みがないため、網が魚にまとわり付きますが、それが魚の状態を固定させ、 暴れることを防止したり、一緒に入れた魚との衝突なども減らします。


刺して捕る

生かして捕ることが難しく、食べる目的の魚は、刺して捕ります。 特にニホンウナギのように、たも網で掬い難い魚、入らないほど大きな魚などは有効です。 刺して取り逃がした魚は基本的に死ぬため、刺す前に本当に必要な魚か、この状況で刺して確実に水揚げできるかなど、 無益な殺生のないよう考えて捕りたいものです。 手掴み、たも網、釣りよりも、都道府県の(内水面)漁業調整規則で、禁止や規制も多く、注意が必要です。

●やすと引っ掛け釣り
種類 1本長 2本長 3本短 3本長 3本長(偏) 4本短 4本長 5本長 9本長
金具
葦・水草帯 × ×
礫岩 × ×
砂・泥・粘土 ×
 

水中で魚にやすを刺したら、両手を使って押し込み、金具の返し部分まで貫通させます。 貫通できない大きな魚は、魚と金具が抜けないよう、手で挟んで岸へ持って行きます。 やすは釣具店などで500〜1000円で売られています。選ぶポイントは金具が長い物です。短いと逃げられることが多いです。 葦・水草帯や礫岩などの場所は、その隙間を狙うため、金具幅が狭いほど良いです。 砂・泥・粘土が広がる場所は、金具幅の広いほど、突ける確率が上がり、重いほど魚に深く刺って良いです。 写真の9本長(5本長に4本長を接合)は、40〜60cmの細いニホンウナギ用で、2つの金具が刺さることで、捻じ切って逃げられ難くなります。 柄は主に竹、ステンレス、鉄(塗装)の3種類があり、 竹は節の部分がグリップになり、空気が入っているため、浮いて軽くて扱い易いです。 ステンレスと鉄は滑りやすく、空洞内に水が入って、浮かずに重く感じ、片付ける際も水抜きが必要です。 無難なのは写真の3本長のように、5本長の両端2本を折った竹やすです。 やす以外の刺し方として、竿にルアーやギャング針を付け、魚の近くへ潜って行き、浮上と同時に勢いよく、引っ掛けて釣る方法もあります。 これは成功率が悪く、やすが使えない期間や地域で行う苦肉の策ですが、ニホンウナギとイワトコナマズは釣ったことがあります。

●鰻を突く
 

ニホンウナギは夜行性で、日没30分後(常用薄明)から日出30分前(常用薄明)まで捕れ、未明(特に0時半〜2時頃)は好機です。 水中で見つけたら、胸鰭と肛門の間(全長の1/4)付近を狙って、右手(右利き)でやすを突き刺します。 刺さったらやすで押さえつけ、左手でニホンウナギを掴んで、金具の返しまで貫通させます。これを怠ると簡単に逃げられます。 そして近くの岸へ上がり、やすが刺さったまま網袋へ入れ、手や足を使って金具を抜き、ファスナーを閉めて完了です。 網袋に入れたまま泳いで次を探します。持ち帰る時はニホンウナギをジッパー袋などに入れ、氷と一緒にクーラーボックスへ入れます。


危険まとめ

注意
上中流域水泳と素潜りは違う。流れが速くて危険。
潮汐引き潮は流れが速くて危険。戻れなくなる。
低水温冷水に慣れて来ても、早めに陸へ上がる。低体温症予防。
手首と足首痺れるようならば保温対策が不十分で危険。
浮上力海水よりも淡水は浮力が弱く、浮上する力がより必要。
耳抜き排水弁付マスクは鼻摘まみせず耳抜きできる人だけ。
フィンロングブレードのフロート型は素潜り採集には危険。
水中ライト水中で電池が切れると危険。未使用電池かフル充電池。
出来るだけ目立つ色の方が安全。特に上半身。
これまで落命の危機は4回ありました。2010年10月9日に軽装、気温約17℃、水温約21℃、雨、日照無しで、1時間余り素潜りして軽度の低体温症。 2010年10月11日に水深約5.5mで砂泥をたも網で掬い、その重さとロングフィンの使い難さで、浮上が遅れて酸素欠乏症(ブラックアウト)の寸前。 2011年12月3日に中装、気温15.9℃、水温12.7℃、小雨、日照無しで、1分ほどで足首がかじかみ、フィンが動かせずに沈み、手で必死に掻いて着岸。 2016年7月29日に後ろ向きで急流に飲み込まれ、尻を玉石にぶつけながら、時速50km程度で流された。 素潜りは危険だということを、十分に頭へ入れて楽しんで下さい。


※無謀な素潜り採集に付き合って下さった方々、ご助言を下さった方々、モデルになって下さった方々に、心より感謝を申し上げます。