濃尾平野の淡水魚(8)








ワカサギ  国内移入種
 Hypomesus nipponensis McAllister, 1963
   
生息水域は少なく釣り目的で数箇所の池に放流されている程度のようです。 それらが池から流出していることも考えられます。



アユ
 Plecoglossus altivelis altivelis (Temminck and Schlegel, 1846)
  
  
   
    

長良川河口堰の魚道を半数が通過

長良川河口堰の魚道を全てが通過

2匹の幼魚を見つけた

手掴みに失敗
都市型河川から季節によっては用水路まで見られます。 希にメダカと一緒に泳ぐ光景も目にします。アユは清流というイメージがありますが、 そうばかりではなくむしろアユくらいしかいないという場所もあります。



シラウオ
 Salangichthys microdon (Bleeker, 1860)
  
   
   

幼魚が横切りました

水面近くを泳ぐ
汽水域で採集することがあります。



ニジマス  国外移入種
 Oncorhynchus mykiss (Walbaum, 1792)
文献によると木曽川や愛知県の入鹿池や木曽川に放流され、釣りの対象になっているようです。



サクラマス・ヤマメ  国内移入種
 Oncorhynchus masou masou (Brevoort, 1856)
文献によると放流などにより希に採集されているようです。



サツキマス・アマゴ
 Oncorhynchus masou ishikawae Jordan and McGregor,1925
  
長良川が有名ですが、伊勢湾流入河川の下流域から汽水域で、冬から春にかけて全体的に見られるようです。 これが放流個体なのかどうなのかは分かりません。 写真の個体は私が釣りをしていた近くで、愛西市の方が釣った個体を、お願いして撮らせて頂きました。



サケ  国内移入種?
 Oncorhynchus keta (Walbaum, 1792)
文献によると長良川で1990年に確認されています。 稚魚を放流されて母川回帰したのか迷い込んだのかわかっていません。



ハリヨ
 Gasterosteus aculeatus subsp. 2
  
   
    

採集直後で驚いた常態

右往左往する

奥から2匹が泳いでくる

2匹があくびをする

警戒しながら群れ移動

人影に驚いて逃げ惑う

速攻で合流する

水草の中を何かが走った
岐阜県側の湧水のある限られた水域に見られましたが、安易な放流によってあちこちに見られるようになりました。 詳細は「移入魚を守る町」に記してあります。 画像及び動画の個体は2003年8月以前の非保護地域のものです。ハリヨを含むトゲウオ科の分類は混乱しており、 ハリヨを太平洋系陸封型イトヨ(イトヨ太平洋型)に含めたり、滋賀県産と岐阜県産を別亜種(別種)とすることがある。



ヨウジウオ
 Syngnathus schlegeli Kaup, 1856
汽水域で採集されることがあるようです。他のヨウジウオ類と混同している可能性もあります。



テングヨウジ
 Microphis (Oostethus) brachyurus brachyurus (Bleeker, 1853)
   
    

微小生物を食す

後進する

ガラス面にぶつかる

冷凍イサザアミを食す
汽水域で何度か採集したことがある程度です。



イッセンヨウジ
 Microphis (Coelonotus) leiaspis (Bleeker, 1853)
   

長良川河口堰の魚道の壁に近づく

魚道の壁は画面の下が上流側
長良川河口堰で確認したのみです。河口堰の資料に本種の記述は見られませんでした。



ガンテンイシヨウジ
 Hippichthys (Parasyngnathus) penicillus (Cantor, 1849)
   
   
汽水域で何度か採集したことがある程度です。



カワヨウジ
 Hippichthys (Hippichthys) spicifer (Rüppell,1838)
   
汽水域で写真の1個体のみ確認しました。



ボラ
 Mugil cephalus cephalus Linnaeus, 1758
  
   

長良川河口堰の魚道を遡上

魚道の壁に激突

魚道に大群

優しく手掴みに成功
汽水域でよく見られる代表的な魚です。 ハリヨの生息する用水路でも見られることがあります。



メナダ
 Planiliza haematocheila (Temminck and Schlegel, 1845)
  
   

ほぼ淡水域で見られた成魚
汽水域でボラと同じような場所でたいてい秋に確認します。



セスジボラ
 Planiliza affinis (Günther,1861)
  
  
   
   
汽水域でボラと同じような場所で確認できますがボラほど多くはありません。



コボラ
 Planiliza macrolepis (Smith, 1846)
   
汽水域で採集することがありますが希です。



トウゴロウイワシ
 Hypoatherina valenciennei (Bleeker, 1853)
  
  
  
汽水域で採集することがあります。夏から秋に塩分の低い淡水に近い場所にも多く見られます。



カダヤシ  国外移入種
 Gambusia affinis (Baird and Girard, 1853)
  
  
   
名古屋市では蚊を駆除するため過去に放流されたようで多く見られます。 岐阜県側ではほとんど見られません。



ミナミメダカ
 Oryzias latipes (Temminck and Schlegel, 1846)
  
   
   
  
生息水域も個体数も多く雑草のごとく各地で見られます。 希に放流起源と思われるヒメダカを見かけることもあります。