濃尾平野の淡水魚(4)








ヌマムツ
 Candidia sieboldii (Temminck and Schlegel, 1846)
    
    
     
生息水域は多いですが個体数はそれほど多くはありません。



カワムツ
 Candidia temminckii (Temminck and Schlegel, 1846)
  
    
生息水域も個体数も多く普通に見られる種類です。



オイカワ
 Opsariichthys platypus (Temminck and Schlegel, 1846)
  
  
  
  
   
    

あくびをする

手掴みに失敗

ヌマムツ×オイカワ
   

カワムツ×オイカワ
   

冷凍赤虫を器用に食べる

カネヒラと餌の奪い合い
生息水域も個体数も多く普通に見られる種類です。 未成魚以下は汽水域でよく見られます。



ハス  国内移入種
 Opsariichthys uncirostris uncirostris (Temminck and Schlegel, 1846)
   
    

動きが早くて追えない
まとまった数が見られる生息水域は限られた地域のみです。散発的に数個体だけ捕れることもあります。



カワバタモロコ
 Hemigrammocypris rasborella Fowler, 1910
   
    
    
    
    

ブルーギルの群れに混じる深夜の用水路

赤虫の餌で釣る

たも網で一掬い

カメラに寄って去る
生息水域も生息数も多く安定しており、名古屋市でもたも網を一掬いで数十尾ほど捕れる場所もあります。



ワタカ  国内移入種
 Ischikauia steenackeri (Sauvage, 1883)
  
   
個体数は多くはありませんが複数箇所で確認しています。



ソウギョ  国外移入種
 Ctenopharyngodon idellus (Valenciennes, 1844)
 
一部の釣り愛好者による放流が行われているようです、生息個体数は極めて少ないものと思われます。



アオウオ  国外移入種
 Mylopharyngodon piceus (Richardson, 1846)
一部の釣り愛好者による放流が行われているようですが、生息個体数は極めて少ないものと思われます。



ハクレン  国外移入種
 Hypophthalmichthys molitrix (Valenciennes, 1844)
一部の釣り愛好者による放流が行われているようですが、生息個体数は極めて少ないものと思われます。



ホンモロコ  国内移入種
 Gnathopogon caerulescens (Sauvage, 1883)
ホンモロコ類(ホンモロコ×タモロコ or ホンモロコ)
   
    

あくびをする
この個体の詳細は「同定(3)」に記していますが、 形態形質から細長いタモロコではなく、ホンモロコの放流が影響しているようです。 現在のところ一部地域のみで確認していますが、 閉鎖水域ではないため、濃尾平野のどこにいも不思議ではありません。



タモロコ
 Gnathopogon elongatus elongatus (Temminck and Schlegel, 1846)
  
  
  
   
   
   

イシガイをつつく

カメラに寄る
生息水域も生息数も多く甘露煮の材料にされることもあります。 頭部付近のみ色素があり他は透明鱗という個体も確認しました。



ムギツク  国内移入種
 Pungtungia herzi Herzenstein, 1892
生息水域はほとんどありません。聞き込みではアユの放流直後にムギツクが釣れるそうです。



モツゴ  国外移入集団
 Pseudorasbora parva (Temminck and Schlegel, 1846)
  
  
   
   
生息水域も生息数も非常に多く町のドブ川でもよく見られます。 名古屋市ではコイ、フナ類、モツゴ、ブルーギルというパターンがよくあります。 濃尾平野でモロコの佃煮として売られているものはモツゴがほとんどで、希にタモロコやカワバタモロコなどが混じります。 関東ではクチボソと呼ばれ濃尾平野では他のモロコ類と一緒くたにモロコとして扱われています。 濃尾平野のモツゴは「第43回魚類自然史研究会」の発表によって、 遺伝的に韓国産のモツゴの可能性が高いようで、国外移入集団と見なすことも出来ます。 モツゴとウシモツゴの関係から以前から移入だろうと思っていただけに、残念な根拠が証明されてしまいました。



ウシモツゴ
 Pseudorasbora pugnax Kawase and Hosoya, 2015
   
   

雄同士の喧嘩

孕卵した雌を前にあくびする雄
平野部は絶滅したと思われますが隣接する丘陵地では現在も生息しています。 詳細は「ウシモツゴ」に記してあります。