戻る
■ 蒲焼の作り方 ■
魚焼き網




昔は魚焼き網をよく使っていましたが、現在は下記の理由で止めました。

大型換気扇をフル回転させても、家全体が煙で蒲焼臭くなりました。 昔ながらの鰻屋さんを想像して下さい。換気扇を回しても近隣の家まで迷惑を掛けます。 友人のマンションで魚焼き網を使ったところ、1週間経ってもまだ蒲焼の臭いが残っていました。 そのため、普通は屋外で七輪を使うのですが、風の無い天気の良い日しか出来ません。 住宅密集地やマンションのベランダは、近隣に干してある洗濯物へ、臭いが付く恐れもあります。

魚焼き網は電気魚焼き器や魚焼きグリルと違って、 ウナギが貼り付き易く、皮と身が離れてしまったり、身崩れすることが増えます。 更に、反り返り易いため、串打ちが必要になります。 薄いウナギは串を打つのが難しく、脂が乗っていないと、串がとても抜き辛く、無理に抜くと身崩れします。 ガスコンロの場合は、うなぎのたれが落ちると、 ガス火の出る場所にこびり付き、掃除がとても大変です。 また、魚焼き網自体の焦げ付きが取れ難く、 サンマなど他の魚を焼いた後だと、サンマの焦げた臭いがウナギに移ったり、その逆もあります。

写真を見ると判るように、これは焼き過ぎではなく、網に当たっている表面だけ、とても焦げ易いためです。 極弱火にしても、網自体が高温になるため、そこに直接触れる部分と、 そうではない部分には、焼きむらが出来ます。 普通の鰻屋さんはウナギが串以外に触れない焼き方のため問題はありません。 焦げた様子を見て、もう焼けたと勘違いし、うなぎのたれを塗ってしまうと、半焼けの臭い蒲焼になります。 ようするに、魚焼き網は「焦がしてまで臭みを消す」か「焦がさず臭みが残る」の2択になるのです。

インターネットでは魚焼き網で「焦がさず臭みが残る」方の選択をよく見かけます。 これが「泥抜きしないと臭い」や「泥抜きしても臭いウナギがいる」という意見を、 少なからず生んでいる原因だろうと想像します。泥臭さの一番の原因は「焼きが足らない」です。 電気魚焼き器は「焦がさず臭みを消す」ことが出来ます。泥抜きをせずにお試し下さい。

戻る